断簡零墨

Posted by admin on 3月 21st, 2008
2008
3月 21

大阪の中之島図書館に藤原定家の自筆である、明月記(断簡)が残されている。藤原定家は鎌倉初期の公家・歌人であり「ふじわらのさだいえ」もしくは「ていか」と読まれる。藤原定家は、「新古今和歌集」、「新勅撰和歌集」を撰進した事でも有名である。明月記(断簡)に改めて興味がわいたのである
明治44年に和歌山県の長保寺で、大門と木造金剛力士立像の修理が行われたのだが、そのときに像内から「納入文書断簡」なるものが発見されたらしい。これは鎌倉時代の当時、金剛力士立像を建立したときの請負契約書のようなものらしいのだが、この断簡は保存状態が良くないのだが、当時の貴重な資料に間違いは無い
九州は福岡市美術館に、鎌倉時代の重要文化財である「病草紙断簡・肥満の女」という絵画が残っています。これは良く見てみると面白くて、非常に太った女が一人では歩けなくて両脇を抱えられてやっと歩いているといった絵が描かれています。肥満を風刺していてなかなか面白い断簡です。
蕪村自筆句稿の断簡で、「本間本」にも「武田本」にもなかった新しい断簡が最近発見されたらしい。但しこれは朱印の形から判断すると「武田本」の可能性がない事も無い。だとすれば忠実な模写である可能性もある。また、「蕪村自筆句帳」の途中の文章とも取れる。断片的な文章はその推理が面白いのである

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